たった1年でN2合格!インドネシア実習生の努力に拍手

2025.10.31 09:30 お知らせ

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2025年7月に日本へ来たインドネシア出身の技能実習生が、この冬、日本語能力試験(JLPT)で見事N2合格を果たしました!

仕事をしながらの勉強は簡単ではありません。
それでも彼は、休み時間や夜の時間を使って少しずつ勉強を続け、わずか数カ月で上級レベルまで到達。
この快挙は、本人の努力はもちろん、受入企業や仲間、そして組合スタッフのサポートがあってこその成果です。



N2合格がもたらす変化

N2レベルの日本語力があると、仕事の幅がぐっと広がります。
作業指示や安全教育の内容を正確に理解できるようになり、報告や相談もスムーズ。
最近では、日本人スタッフとの雑談や、同僚の実習生へのアドバイスも自然にできるようになったそうです。

「言葉がわかるようになって、仕事がもっと楽しくなりました」
という本人の笑顔が、何よりも印象的でした。



日本語を学ぶことは未来を広げること

技能実習制度の目的は「日本で学んだ技術や知識を母国に持ち帰り、地域の発展に役立てること」。
日本語ができることで、技術だけでなく、人と人との信頼関係も築けます。
将来は特定技能へステップアップし、日本語を使って後輩のサポートもしていきたいと話していました。



中国アセアン交流協同組合のサポート

当組合では、入国前から日本語教育を行い、入国後も継続的な学習支援を実施しています。
オンライン教材の提供や、JLPT受験のサポート、日本語教室の紹介などを通じて、実習生の「学びたい気持ち」を応援しています。

また、企業との連携を強化し、仕事と学習の両立ができる環境づくりにも力を入れています。
日本語を学ぶことが、安心して働けること、失踪のない健全な実習生活につながると考えています。



さいごに

1年でN2を取るのは本当にすごいこと。
でも、それ以上に大切なのは「努力を続ける姿勢」です。
彼の頑張りは、全国の実習生たちに大きな勇気を与えてくれました。

中国アセアン交流協同組合は、これからも“ことばの壁をなくす”サポートを続けていきます。
皆さんも一緒に、夢に向かってがんばりましょう!