“特定技能2号”移行前の暫定措置「特定活動」制度をわかりやすく解説

2025.07.15 16:45 お知らせ

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「特定技能1号」を修了し、次のステップである「特定技能2号」への移行を希望している外国人の方や受け入れ企業にとって、必要書類の準備に追われる中で「在留期間満了日」が迫ることは、大きな不安要素です。

そんな中、この制度は「在留資格の空白期間」をつくらず、安心して移行手続きを進めるための救済措置です。

この記事では、どんな人が対象となるのか、制度の目的や手続きの流れ、注意点を具体的に説明します。


1. 対象者
現在「特定技能1号」で在留中の方で、“特定技能2号”への変更を希望する外国人
ただし、在留期間満了までに書類が間に合わないケースに限る 


2. 制度の目的
「在留の空白」をつくらず、継続的な在留と就労が可能に
書類整備に時間がかかる方にも安心して準備できる環境を提供


3. 制度の流れ
「特定活動(暫定在留資格)」が付与される
その間、書類準備を継続的に進める
必要書類が整い次第、速やかに「特定技能2号」へ変更申請する 


4. 制度利用の条件・注意点
「特定技能2号」への移行意思と具体的な計画がはっきりしていること
書類不足が合理的であり、準備努力が評価される事情であること
「特定活動」は仮措置のため、期限内に速やかに本申請を行うことが不可欠


まとめ
・技能試験・日本語試験に未合格の場合は、2号移行の暫定措置は申請できません。
・暫定措置は「合格済みで、書類準備が間に合わない」人向けの制度です。


当組合では、以下のような支援体制を整えています。

情報提供・相談窓口
最新の制度情報をタイムリーに提供(法務省の告示変更や各分野の要件整備など)

書類準備やスケジュール調整に関する初回相談を無料で実施

書類作成支援
必要書類(申請書、雇用契約書、技能試験や検定合格証など)のドラフト作成、チェック

特定活動申請〜2号変更申請までを見通した全体スケジュールを個別に設計

特定技能制度を通じて、外国人労働者の方々が安心して長く日本で活躍できるよう、引き続き組合として支援を強化してまいります。

ご相談やご依頼はいつでも歓迎いたします!