近年、日本への外国人入国者数の増加に伴い、外国生まれの結核患者数も増加傾向にあります。
特に、フィリピン、ネパール、ベトナムなどからの中長期在留者に対して、入国前に結核を発病していないことを確認する「入国前結核スクリーニング」の導入が決定されました。 (MOJ.GO.JP)
主な特徴とメリット
対象者:フィリピン、ベトナム、インドネシア、ネパール、ミャンマー、中国の国籍を有し、日本に3ヶ月を超えて滞在予定の中長期在留者。
検査内容:指定された医療機関での胸部レントゲン検査など。
費用負担:検査にかかる費用は申請者の自己負担となります。
証明書の有効期間:胸部レントゲン撮影日から原則180日間有効です。
このスクリーニングにより、結核の早期発見・予防が可能となり、日本国内の公衆衛生の維持に大きく貢献します。
中国アセアン交流協同組合の取り組み
当組合では、技能実習生の受け入れを円滑に進めるため、ベトナムの送出し機関と連携し、必要な書類の準備や手続きをサポートしています。具体的には、結核非発病証明書の取得手続きに関する情報提供や、指定医療機関の紹介など、実習生が安心して来日できるよう支援を行っています。
まとめ
入国前結核スクリーニングは、皆さん自身の健康を守るだけでなく、日本社会全体の安全・安心にもつながる重要な取り組みです。対象となる方は、事前に必要な検査を受け、適切な手続きを行うようお願いいたします。ご不明な点やサポートが必要な場合は、当組合までお気軽にお問い合わせください。
詳細なガイドラインや関連情報については、以下のリンクをご参照ください。
入国前結核スクリーニングの実施に関するガイドライン